ブログをお読みいただき、ありがとうございます!
私は日本株投資歴4年で、現物取引のみでやっています。
4年間投資をしてきて数多くの失敗をしてきました。
現在は日経平均やTOPIXなどの市場平均が大きく下げた時に個別株を買い入れて、ちょこちょこナンピンして上がるのを待つ戦法で攻めています。
これが一番しっくりきています。
この戦法に至るまで、様々な手法を試し、成功したり失敗したり、試行錯誤を繰り返しました。
自己紹介として、私の投資失敗談をお話ししたいと思います。
どうか、お読みいただいているあなたの参考になれば幸いです。
投資デビュー銘柄は上場廃止に
「ビギナーズラック」という言葉をご存知でしょうか?
初めて競馬や競輪、パチンコなどの賭け事をやった際、なぜか勝ってしまうとこです。
株も私にしてみれば「賭け事」の一種ですので、ビギナーズラックが適用されるはずです。
そんな期待を胸に、私が一番最初に買った銘柄は、今は上場廃止になっている「レナウン」です。
(東京地方裁判所から民事再生手続開始の決定を受け、2020年6月16日に上場廃止)
購入金額は16,180円、NISAで買いました。
理由は、安いし、下げ続けてるから上がるかな?といった安易な理由です。
ビギナーズラックを発揮することなく元本損失を続け、耐えかねた私は投げ売りしました(笑)
今となってはいい思い出です(笑)
周りに群がるイナゴ戦法
最初の成功は「日本通信【9424】」です。
手法はイナゴでした。
「金融庁から「FinTech実証実験ハブ」の支援案件として決定」との情報により、当日は買い気配スタートでした。
その時の私は成行で入れていて、運良く購入でき、その日はストップ高で終わりました。
翌日も上がり続け、すぐに利益確定。
うん、気分がいい(笑)
ここから「株は簡単」「kabutan(投資情報サイト)で好材料が出ているやつを買えばいいのか!」と安直な思考回路で突っ走っていきます。
調子に乗りはじめたのです。
イナゴが調子に乗った末路
この調子でイナゴを続け、次に買ったのは「フィンテックグローバル【8789】」です。
当時、埼玉県飯能市にムーミンバレーパークが建設されており、それを運営する会社がフィンテックグローバルということで、70円台だった株価は毎日、じわじわと上がり続けていました。
そこで私も飛びついて、10万円程度の含み益を得ていました。
ウハウハな私はホールドし続けて、ついに2018年9月に225円の高値をつけました。
それでも欲張って売らなかった私。
「まだまだ上がるぞ」
そんな気分がいい日の夜、友達と飲みの予定がありました。
まだまだ投資歴が浅いくせに、友達に「株やってみたら?今フィンテックグローバルって銘柄でウハウハで楽しいんだよ(笑)」みたいな自慢混じりで株を薦めていましたね。
調子に乗っていたのも束の間。
高値を取ったと思ったら、徐々に下落を続けていきます。
3ヶ月で100円台になり、とうとう私は損切りをせずホールドを決意。
現在も塩漬けで、値上がりを待っています(笑)
PTS買い翌日売却戦法
次は「日本エスコン【8892】」に狙いをつけました。
理由は至極単純、その日の後場終了と同時に決算発表があり「決算が好業績!いける!」です(笑)
ここで自分の中で頭を捻ったことは、SBI証券にはPTSという同証券内で夜間取引ができるサービスを使い、今日中に仕込んでおこうと考えたことです(笑)
明日ドン!と上がる前にPTSで買っておくぞ!
と意気込み、ちゃんと仕込めました。
翌日どうなったかというと、逆に行きました(笑)
しかも売り気配スタートです。
「なんで決算よかったのに売られてんだ!?」
と焦りましたね(笑)
結局、1日で4,000円程度の含み損を抱えて、しばらく待っていましたが株価は戻らず、損切りをしました。
株式投資が怖くなる
株に対して自信がなくなり、しばらくは株を買わずに勉強することを始めた私。
やっとこ本屋へ足を運び、投資初心者向けの本を色々と手当たり次第読んでいきました。
大学の講義中も株のことで頭がいっぱいでした。
バッグの中には常に株式投資に関する本が1冊以上入っていて、ただひたすら頭に入れていました。
しかし、勉強すればするほど、株式投資って難しいと感じました。
日銀ETF買い入れ待ち戦法
次は日銀砲に乗っかる方法で攻めてみました。
日銀砲とは、日経平均がある率まで下がると日銀が「指数連動型上場投資信託受益権(ETF)」という形で株式を買い入れることです。
私がこの戦法を取っていた2018年は、たしか日経平均が-2%くらい下がると14時前後に日銀砲が来るといった感じだったと記憶しています。
これを逆手に取り、日経平均が-2%程度下がった時に、日経平均連動型のETFを買い、日銀が買ってくれて上がったら売るという戦法を思いついたわけです。
当時の資金は30万円程度だったので、利益も数千円程度でしたが、手堅く勝てたので楽しかったですね。
今では日銀砲の条件が厳しくなり、2021年10月時点での傾向は
「TOPIXが-2%以上下げたら買い入れる」
といった感じでしょうか。
月末安月初高戦法
2020年頭から2021年2月までやっていたことが、この「月末安月初高戦法」です。
どうして月末が安くて月初が高いのか、詳しい理由はわかりません。
・大口が月末精算している、月初に買い入れている
・信用売買の精算をしている
様々な憶測話が流れていますが、本当のところは誰もわからないのかもしれません。
私が記録を取っていた14ヶ月の中で、月末安だったのが11ヶ月もあり、2020年4月と5月は月初に大きく下げていました。
まあ、株は上がるか下がるかの2択なので、特段珍しいことではないのかもしれませんね。
しかし、私は月末に安かった時、日銀砲の発射基準まで下がったら日経平均連動型のETFを買って、すぐに売却する戦法をとっていました。
こちらも、数千円の利益しか取れませんでしたが、1日のご飯代くらいにはなりましたね(笑)
低位株1円抜き
1株100円にも満たない銘柄に狙いを定めて大量買いをして、1円でも上がったら売るということもやっていました。
「アルデプロ【8925】」「ランド【8918】」「プロスペクト【3528】※上場廃止」
「ビート【9399】」
これらで売買していました。
これもやはり資金力不足で数千円しか利益が出ませんでした。
投資スタイルを逆張りナンピン、ファンダメンタル長期投資に確立する
紆余曲折あり、現在の投資法は逆張りナンピンに落ち着きました。
加えて、企業の業績にも重きを置き、長期で腰を据えて投資することを決意し、今に至ります。
①銘柄を複数探す
②その銘柄が3〜5単元買える資金を用意
③市場平均が-2%以上下がるのを待つ
④市場平均の下落に巻き込まれたら1回目の買いを入れる
⑤さらに-2%以上市場平均が下がり、狙っている銘柄もつられて下げている場合にナンピン買い
⑥⑤を繰り返す
私がコロナショックで学んだことは、市場平均が大きく下げ、それにつられて個別も大きく下がった時に、1回で全力買いをしてしまったことです。
(一番最初の下落率は-3%を超えていた記憶があります)
しかし、誰も底打ちがいつかはわかりません。
「落ちてくるナイフを掴むな」という投資の格言がありますが、私はちょっと違うと思います。
いつ底打ちかわからないからこそ、大きな下落時には余力を残しつつも一度買いを入れる。
2度目、3度目と大きく下落した時もナンピン買いをして平均取得単価を下げるのです。
一度の大きな下落で翌日大きく反転することも多々あります。
その場合、「昨日全力買いすればよかった!」と後悔するかもしれません。
しかし、リスクとリターンを考えると、本当に割りに合うのかを考えた方がいいです。
たしかに暴落をした翌営業日に反転してくれれば、全力買いの方がリターンは大きいです。
しかし、その暴落の原因によっては下落が続き、そこがどこだかわからない状態になります。
今回のコロナショックも、いつ底打ちするかヒヤヒヤした人も多かったのではないでしょうか。
1回目の大きな下落で全力買いをした人は、まだまだ落ちるナイフに大怪我をして、後悔したことでしょう。(結局、市場平均はコロナショック前以上に暴騰したわけですが)
余力を持ったナンピン戦法であれば、下がったら逆に平均取得単価を下げられ、しかも安く買えるため、購入量も増やせる機会も出てきて心に余裕が生まれます。
なんなら、「もっと下がってくれ!」と市場の暴落を楽しめるようになります。
1回目の暴落で全力買いをする人はハイリスク・リターン
ナンピン戦法はミドルリスク・ミドルリターンだと私自身は考えています。
ナンピン戦法のデメリットは、市場平均が数回の暴落後に急騰したとしても、ナンピンした銘柄が上がるとは限らないことです。
ここで大事なのは、「長期保有でも楽しい銘柄」これを探してナンピンすることです。
「業績も今後期待できないし、無配当、無優待」
こんな銘柄をナンピン買いしたところで、もしも株価が戻らなかったらつまらないですよね?
「今後も業績は期待でき、増配余地あり、優待もある」
こんな銘柄を見つけてナンピン買いした方が、株価が低迷しても保有し続けることになった時に苦痛がないと私は思います。
まだまだ初心者!今後も投資を続けて成長していきます!
色々な手法を試してきて、勝つこともあれば負けることもあり、今はなんとか含み益で取引できています。
今後も投資に対しての勉強を怠らず、少しずつ利益を積み上げていきます!
そのためにも、色々な会社の決算書を読み、いいな!と思った会社を調べて、ブログで発信していきます。
読者の皆さまに良い銘柄をご紹介できるように努力していきますので、今後ともよろしくお願い致します。
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