【速報】出前館が決算発表!過去16年分の業績から投資判断してみる【株式投資】

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2022年1月14日、出前館が2022年第1四半期決算を発表しました。

私の感想を一言で述べるなら

もう撤退した方がいいんじゃないかなぁ?

これに尽きます(笑)

しかし、出前館に20年間社長として奮闘した中村利江氏のエピソード

中村利江氏
中村利江氏

「社長なのに給料10万円で3年間邁進した」

という、社長が率先して会社に貢献する姿勢

そして、こういった会社に粉骨砕身した社員があって今の出前館があると思うと、私の感想を大声では言えませんね。

さて、今回は以下の構成となっております。

・2022年第1四半期決算内容確認

・過去16年間の業績推移

・出前館のライバル

投資判断のお役になれれば幸いです。

2022年第1四半期決算

まずは2022年第1四半期決算の確認です。2021年第1四半期決算と比較してみましょう。

2022年第1四半期決算2021年第1四半期決算
売上高10,342百万円4,186百万円
営業利益-8,972百万円-3,229百万円
経常利益-8,963百万円-3,231百万円
四半期利益-8,983百万円-3,582百万円
売上高営業利益率-86.8%-77.1%
売上高経常利益率-86.7%-85.6%
1株あたり利益-77.79円-43.58円

2021年と比べて悪化していますね。

売上高は約60億円ほど多いですが、費用も爆増していて利益が出ていません。

過去16年の業績推移

次は、過去16年間の業績推移を見てみましょう。

グラフにして、数字の流れを見やすくしました。

【売上高】

【経常利益】

【売上高経常利益率】

【営業CF】

【投資CF】

【財務CF】

【FCF】

競合他社を確認!

・Uber

・DiDi

・Chompy

・menu

・Wolt

・foodpanda

・DOORDASH

・anyCarry 

・fineDine

などが挙げられます。

横文字多すぎ…

出前館は「サービス利用料」と「配達代行手数料」が収益メインです。

ライバルが多く、競合の中でも特に「Uber」は強敵です。

Uberですら、赤字続きなのに、出前館が抜きん出ることは非常に難しいと予測されます。

まとめ

食品を配達するビジネスモデルは競合が増えているため、これからは更に厳しくなることが予想できるかと思います。

これは感覚ではなく、出前館の経常利益を見て実際に厳しいことが表れています。

しかし

「今後も株価は下がるだろうから空売りすれば儲かるぞ!」

こういう考えは避けた方が無難だと個人的には思います。

何か鋭い材料次第では、投機資金が大量に流れる恐れがあるからです。

これらは私の考えですので、今回の記事を参考にして、あなたの資産形成にお役立てできれば幸いです。

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