【悪決算?】リスクモンスターが2Q決算発表!今後株価は上がるのか?業績推移から今後を考察【長期視点が大切】

リスクモンスター【3768】が2023年第2四半期決算を公表しました。

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【日足】

【週足】

【月足】

2023年第2四半期決算

2023年2Q2022年2Q
売上高(単位:百万円)1,8901,784
営業利益(単位:百万円)321353
経常利益(単位:百万円)301376
四半期純利益(単位:百万円)198249

売上高経常利益率は15.92%となっています。

第2四半期の業績推移

リスクモンスターの決算が発表されると、様々な媒体で「2023年第2四半期決算は減益」という文字を見かけます。

しかし、それは去年との比較で減益だったという話です。

実は、過去の業績から見てみると、売上高と最終的な利益である四半期純利益は過去最高を叩き出しています。

ここからは、第2四半期の数字をグラフで確認してみたいと思います。

【売上高(単位:百万円)】

【経常利益(単位:百万円)】

【売上高経常利益率(単位:%)】

【四半期純利益(単位:百万円)】

業績推移をまとめていて

過去を振り返り、現在の立ち位置を見ることが大事だと改めて感じました。

今後の株価を考察する材料5つ挙げてみた

リスクモンスターの時価総額は小さい

リスクモンスターの時価総額は、2022/11/21現在、約48億円(株価625円計算)となっています。

時価総額が小さいため、株価が大きく動く上下する特徴があります。 

2022年11月21日現在、まだ自社株買いを行なっていない

時価総額が小さいリスクモンスターにとって、自社株買いの発表は強烈な材料となります。

リスクモンスターは過去5年間において3回の自社株買いを行ってきました。

  1. 2018年 発行済株式総数の1.82%[上限1億円]
  2. 2019年 発行済株式総数の2.25%[上限:1億円]
  3. 2019年 (自己株式立会外買付取引) 発行済み株式総数の3.66%

      

100億円未満の時価総額に対して、これらの自社株買いはかなり大きな規模ですね。

会員数減少は終了したとの判断

リスクモンスターはストック型ビジネスのため、会員数の増減率は利益に影響を及ぼします。

2023年第2四半期では、与信管理の会員数は増加したものの、教育関連が大きく減少しました。

引用:2023年3月期第2四半期決算 決算補足資料

会社側は、会員数の減少理由を「東京商工リサーチとの業務提携解消」としており、これによる会員数減少は今回で終了すると見込んでいます。

投資家も、東京商工リサーチとの業務提携解消による会員数減少が続いていると捉えているのでしょうね。

そのため、株価も冴えないものとなっているのでしょう。

買残が多い

2022/11/21現在、リスクモンスターの信用倍率は71.36倍となっています。

買残 178,400

売残  2,500

価格帯別出来高が700円台に集中している

2022/11/21現在、日足チャートで価格帯別出来高を確認すると、700円台での売買が多かったことが確認できます。

リスクモンスターの今後の株価を予想!

目先では、リスクモンスターの株価が大きく上がるのは難しいと考えています。理由は以下の5つです。

  1. 買残が多すぎる
  2. 配当・権利月が3、9月のため、まだ先が長い
  3. 短期で上昇するような材料がない(TOBが仕掛けられる、自社株買い、特別利益計上など)
  4. じわじわ株価が上がっていっても、700円台の壁が厚い
  5. 会員数減少が本当に止まるか不透明

個人的に、リスクモンスターは長期視点で買い増し、保有し続けることが1番なのかなと思います。

今年はリスクモンスターを600→1,000株へ買い増ししました

なお、絶賛含み損です…

リスクモンスターを保有し続けるメリット

最後に、リスクモンスターを長期で保有し続けるメリットを解説します。

  1. 配当を出し始めた2011年からずっと減配なし
  2. 保有期間に応じて優待のグレードアップ(600株以上から)
  3. 自己資本比率が80%を超えており財務盤石

長期保有向けの銘柄ですね。

長い目で投資をしていきたい方に向いている銘柄です。

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