今日、2021年11月15日は マザーズ指数は+22.79ポイント高1,160.44(+2.00%)で終了しました。
一見、そこまで上げているように見えませんが
個別で見ると、ストップ高が17銘柄もありました。
ストップ高銘柄がこれだけ出てくるのはいつ以来でしょうか。
今回は、マザーズ銘柄でストップ高になった17銘柄について見ていきたいと思います。
ストップ高銘柄一覧
さっそくストップ高銘柄を見ていきましょう。
銘柄の特徴とストップ高となった材料を挙げてみました。
夢展望【3185】
20~30代向けECサイトを展開。
RIZAP子会社。
2022年3月期第2四半期決算を発表。
連結営業損益が8,400万円の赤字と発表。
前年同期は2億7700万円の赤字で、今回決算は赤字縮小ということとなる。
cotta【3359】
洋菓子店や弁当店などに包装資材を通信販売。
個人向けにネット販売を拡大している。
2021年9月期の決算を発表。
連結損益は4億5300万円と、前年同期比56.8%増益となった。
霞ヶ関キャピタル【3498】
物流施設やホテルなどの不動産投資商品を組成・運用している。
目立った材料なし。
11日ストップ安まで売られたが、本日は急展開。仕手筋入ったか?
時価総額135億。
ホットリンク【3680】
データ解析を用いてSNSマーケティング支援する事業が柱。
2021年12月期の連結営業利益を1億6700万円から5億6600円へと上方修正した。
グローバルウェイ【3936】
就活・転職口コミサイト「キャネコリ」を運営。
前営業日ストップ安。
特に材料がないことから、仕手筋の可能性。
時価総額61.1億。
PKSHA【3993】
駐車場管理システムなどAI領域拡大。
2021年9月期決算を発表。営業利益は7億1,300万円と前年同期比12%増と好調。
また、2022年9月期の業績予想を発表、営業利益を10億円としており、好感された。
エネチェンジ 【4169】
電力・ガス切り替えプラットフォーム運営や電力・ガス会社用クラウド型DX支援サービス提供。
12月31日を基準日とし、1対2の株式分割を実施。
CCT【4371】
DX支援サービスを展開。
DX投資に積極的な企業からの大口の案件を獲得したことや、IT人材調達サービスで新規顧客の増加など。
2021年12月期第3四半期決算において、今期経常利益を52%上方修正すると発表。
バンクオブイノベーション【4393】
スマホゲームアプリを開発・運営。
ゲーム恋活アプリ「恋庭」の拡大や、新作RPG「メメントモリ」の配信により」通期連結営業利益が黒字に転換する見通し。
アドベンチャー【6030】
航空券の予約サイト「スカイチケット」を運営。
2022年6月期第1四半期決算を発表し、連結営業利益が5億8100億円となり黒字に転換したことを発表。
また、緊急事態宣言解除以降、予約数が急増しているとのこと。
アライドアーキ【6081】
SNSに特化した企業マーケティング企画、運用、分析等を支援。
2021年12月期第3四半期決算を発表し、営業利益が前年同期比4.4倍の5億7,000万円だったと発表。コロナ禍えでマーケティングDXの需要拡大。
エンバイオHD【6092】
土壌汚染対策事業が柱。
2022年3月期第2四半期決算を発表し、経常利益が前年同期比76.1%増加の6億7,400万円となり、通期計画の6億4,500万円を超えた。
中村超硬【6166】
実装機用や化学繊維用紡糸ノズル生産。
2021年11月12日の日刊工業新聞において、大阪府立大学・中平
敦教授が、東京大学と中村超硬などと共同でセシウム除去に活かせるナノゼオライト担持不繊維の開発に成功したと発表。
これは、放射線Csの低濃度汚染の解決に期待ができ、福島第一原発事故周辺での除去マット
などへの応用が期待できる。
エスユーエス【6554】
開発系技術者派遣・請負とコンサルティングの2本柱。
2021年9月期の決算発表。2期連続で最高益。3円増配したことなどを好感。
ポート【7047】
就活、リフォーム、カードローンの3本柱。
2022年3月期第1四半期決算を発表。
営業利益が前年同期比71.7%増加の2億2,100万だった。
また、2022年3月期の連結損益を13%上方修正し、4億円の予想を4億5,000万円とした。
KIYO【7353】
個人向けオンライン資格講座「スタディング」を運営。
2021年12月期第3四半期決算を発表。
7~9月の営業利益が5.9%増加の1億4,400万円となった。
スタディング事業や法人向け教育事業が順調だった。
ブシロード【7803】
「ヴァンガード」「バンドリ!」などが有名。傘下に新日本プロレス。
2022年6月期第1四半期決算を発表。
連結営業利益が13億2,100万円と、前年同期の8億200万円の赤字から一転した。
また、2022年通期業績が上方修正されたことも好感した。
なお、前期から決算期変更のため、前年からどのくらい上方修正したかの記載はなかった。
まとめ
久しぶりに明るい市場の様子が窺えてよかったなと感じました。
この調子で新興市場であるマザーズが盛り上がり、日本経済も明るくなるといいなと思いました。
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