2021年11月1日、ついにSBI証券で単元未満株の買付手数料が実質無料となりました!

単元未満株って何?

日本株は100株単位で買う必要があるからまとまった資金が必要でちょっと買うのに躊躇する…
このような疑問・お悩みの人に向けて記事を書きました!
【今回の内容】
・単元未満株とは?
・単元未満株のメリット、デメリット
単元未満株とは?
株を売買する際、基本的には100株単位で取引をします。
しかし、単元未満株取引を利用すると、1株から売買でき、少額からの投資が可能となるのです。
例えば、トヨタ自動車【7203】は、2021年11月1日の終値2,050円となっています。
100株単位で売買するとなると、205,000円必要となります。
大卒の初任給並みの金額が必要で、特に初心者は購入に躊躇してしまう人も少なくないでしょう。
しかし、単元未満株取引を利用すれば、1株2,050で購入できます。
単元未満株取引のメリット
・投資資金が少額からで済む
・様々な銘柄への分散投資が少額からできる
・下落銘柄をちょこちょこナンピン買いすることで、ドルコスト平均法により、取得金額も徐々に下がり、ドカン!と上がった時に恩恵を受ける
初日 2,000円 1株
2日目 1,900円 1株
3日目 1,800円 1株
平均取得金額
(2,000+1,900+1,800)÷3株
=1,900円(1株あたり)
単元未満株取引のデメリット
・成行での購入なので、自分が希望している金額で買えないことが多い
・売却手数料が高い
単元未満株0円の証券会社
単元未満株を売買でき、また買付手数料が0円の証券会社が4社あったのでご紹介します。
【証券会社】 | 【買付手数料・〜10万円まで】※1 | 「売却手数料・〜10万円まで】※1 |
SBI証券 | 0円 | 約定代金の0.55%(税込) |
楽天証券 | 0円 | 1件あたり330円 |
岡三オンライン証券 | 0円 | 1銘柄、1買取請求につき330円 |
松井証券 | 0円 | 約定代金の0.55%(税込) |
※1 1日の取引を合算した場合の手数料
※2 取引翌月下旬頃にキャッシュバック
まとめ
単元未満株で取引できる証券会社が増えてきたことは大変喜ばしいことだと思います。
日本銀行調査統計局が公表している『資金循環の日米欧比較』によると
日本人の「家計の金融資産構成」を見てみると
現金・預金が54.3%に対して
株式等は10%となっています。
この資料を踏まえて私が考えたことは
100株からの購入となると、それなりに資金が必要になります
例えば
・トヨタ自動車は205,000円
・ファーストリテイリング(ユニクロ)は7,899,000円
・NTTは322,100円
・オリエンタルランド(ディズニー)は1,796,500円
しかし、単元未満株取引で1株から買うとなると
・トヨタ自動車は2,050 円
・ファーストリテイリングは78,990円
・NTTは3,221円
・オリエンタルランドは17,965円
ファーストリテイリング、オリエンタルランドは高いですけど、なんとか買える金額ではないでしょうか?
このように、優良で株価の高い銘柄も、それを保有して株主となる権利を手にできるのが単元未満株の良いところです。
ぜひ、うまく利用して、少しずつ資産を増やしていきましょう!
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