【考察】かんぽ生命保険に投資していいか?【日本郵政】

個別銘柄

高配当銘柄、かんぽ生命保険

保険業の銘柄は高配当が多いですよね。

保険業には今回記事に取り上げるかんぽ生命保険(7181)があります。配当利回りは2021年8月2日時点で4%前後となっており、日経平均の配当利回り1.94%を上回ります。

配当金も2014年3月期28.01円(株式分割調整済み)から減配することなく、2021年3月期は76円にまで増えました。

そんな高配当なかんぽ生命保険に投資してもいいのか?考えてみたいと思います。

日本郵政の業績

親会社である日本郵政(6178)の、2017年3月期から2021年3月期までの決算書を確認してみました。

売上高の6割近くを生命保険業に頼っている現状が窺えますね。

しかも、物流、銀行業の売上高は横ばいなため生命保険業の売上高が下がると、日本郵政の売上高が下がると言った具合になっています。

参照 バフェット・コード

かんぽ生命保険の業績

次にかんぽ生命保険自身の業務を見てみます。

2010年3月期から2021年3月期までの売上高は右肩下がりで推移しています。

参照 バフェット・コード

かんぽ生命保険の不祥事

2019年6月、かんぽ生命で不正販売をしている事実が発覚しました。

事件の概要としては、不利な契約をとなる保険の乗り換えを郵便局の職員が高齢者に対して行っていたという内容。

職員のノルマを達成すべく、二重契約や無保険期間を高齢者に負わせました。

不利益を被った契約が2万3,900件にも上ると発表されていました。

この事件で日本郵便とかんぽ生命保険に対して金融庁が立ち入り検査を始め、年末には日本郵便とかんぽ生命に3カ月間の一部業務停止を命じられました。

この事件を受けて世間は日本郵便、かんぽ生命保険に対して不信感を抱く結果となりました。

かんぽ生命保険の親会社、日本郵政による株式売出し

日本郵政は中期経営計画で2025年までに50%になるまで売り出すと明示しています。

そのため、株価下落などに巻き込まれる可能性があり、短期売買する場合には注意が必要です。

なお、2021年8月3日現在、プライム基準に達しているかどうかは不明ですが、東証が公表している「流通株式比率」が35%以上が条件です。

2021年3月31日時点、日本郵政のかんぽ生命保険株を保有している比率は64.4%となっています。

まとめ(個人的な感想)

正直なところ、売上高も落ち込んでいて、コーポレートガバナンスがガバガバなかんぽ生命保険に投資するのはよく考えたほうがいいかと個人的に思います。

大企業で職員数が多いゆえ、企業体質は数年で変わるとは到底思えません。

高配当な点は魅力的ですが、投資するのは考えた方がいいと思いました。

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