【営業利益率40%超!】東証1部で高利益を出す会社【株式投資】

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たわし
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コロナ禍であっても、高いパフォーマンスを叩き出す企業は多いですね。

今回は、「営業利益率が40%以上」の企業を調べてまとめてみました。

売上高営業利益率とは?

売上高に対して営業利益はどれくらいの割合か?を示す数値です。

この数値が高ければ高いほど、「売上を出すための費用」である「売上原価」や「販売費及び一般管理費(販管費)」が低く抑えられていると言っても良いでしょう。

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例えば、売上高は100万円で、売上原価が20万円、販管費が10万円だとすると

100万円-20万円=80万円(売上総利益)

80万円-10万円=70万円(営業利益)

70万円(営業利益)÷100万円(売上高)×100=70%(営業利益率)

というような計算式になります。

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東証1部上場、営業利益率40%超え企業一覧

2021年8月29日時点の売上高営業利益率が40%を超えている会社は、東証1部で28社ありました。

【証券コード】【会社名】【売上高営業利益率】
7164全国保証79.93
2477手間いらず71.04
8772アサックス69.60
6620宮越HLDG64.42
4587ペプチドリーム59.87
4684オービック57.33
8697日本取引所G55.77
6037ファーストロジック51.86
6861キーエンス51.43
6035アイ・アールジャパンHLDG49.25
4732ユー・エス・エス48.38
2127日本M&Aセンター45.41
8739スパークス・グループ44.41
4733オービックビジネスコンサルタン44.24
8706極東証券43.74
2326デジタルアーツ43.62
6541グレイステクノロジー43.25
6196ストライク43.10
8771イー・ギャランティ42.92
3665エニグモ42.85
8628松井証券42.64
6080M&Aキャピタルパートナーズ42.55
8595ジャスコG41.67
3984ユーザーローカル40.90
3969エイトレッド40.69
3635コーエーテクモHLDG40.41
9790福井コンピュータHLDG40.41
4441トビラスシステムズ40.35

※以下4社は上場5年未満です

・グレイステクノロジー(2016.12)

・エイトレッド(2016.12)

・ユーザーローカル(2017.3)

・トビラスシステムズ(2019.4)

営業利益率が高い理由

どの企業にも共通して言えることは、売上を出すための費用「売上原価」「販管費」が低く抑えられているためです。

あとは企業の「経営成績に関する説明」「連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」の文章を読みながら損益計算書の数字を見ていくと、どうして費用を低く抑えられたかの理由が読み取れると思います。

私の意見として、数字を見ることも大切ですが、「どのようなビジネスを行っているのか?」を知ることが最も大事だと思います。

営業利益率が高い企業は安全?

そうとは限りません。

ある時期の決算では高営業利益率を叩き出しても、他の時期の決算では1桁台の営業利益率の場合もあります。

営業利益率の変動幅が広いのであれば、その企業は安心できるとは言えないと考えていいと思います。

先にも述べたように、数字を見ることも大切ですが、「どのようなビジネスを行っているのか?」を知ることが最も大事だと私は思っています。

そのビジネスが今後衰退すると予想するならば、その企業の営業利益率は低下していくことでしょう。

決算短信、有価証券報告書で数字だけではなく、どういうビジネスをしていて、どの事業セグメントで売上高を構成しているのか、などをしっかりと確認した上で投資することが望ましいと思います。

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